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ガジェットライターに騙されるな!Mirage Soloをオススメしない3つの理由

  • 執筆者の写真: movie VRi's
    movie VRi's
  • 2018年6月11日
  • 読了時間: 3分

ついにスタンドアロンVRヘッドセットのOculus GoとLenovo 「Mirage Solo」が発売しました。 僕も予約開始すぐに2台とも購入しました。(自腹購入ですよっ)

2台購入して使い比べてみましたが、

正直「Mirage Solo」の購入は早まったなと思いました。

いろいろな方がレビューして賛否あるかと思いますが、

僕がLenovo 「Mirage Solo」をオススメしない3つの理由として、

1,重い・装着感が悪い

2,コンテンツがない

3,値段が高い

になります。

まず「Mirage Solo」の大きな特徴ですが、

前面の2つのカメラによるインサイドアウト方式のセンサー技術「WorldSense」により「6Dof 」に対応していることです。

「6Dof」というのは頭の向きだけではなく、体の動きも検出するので、VR空間をしゃがんだり歩いたり出来る技術です。


6Dof VR

「6Dof」の図解

すごい分かりやすい。イラストやスゴイ!


3Dof VR

「3Dof」の図解 Oculus Goはこちら。体の動きは検出できない。

「Mirage Solo」はヘッドセットのみで「6Dof」を実現したスタンドアロンVR機器ですが、オススメしない理由をひとつずつ説明していきます。

1、重い・装着感が悪い

「Mirage Solo」は本体重量が約645gとそれなりの重量があります。

PSVRと同じ方式のストラップの為、装着はダイヤルを回して締めるだけで簡単ですが、どうにも正解の位置が掴みづらいです。 VRゴーグルの装着のコツはゴーグル本体を目の正面に持ってきて(目と水平に)ストラップを締めるのがコツですが、このストラップにはゴーグル部分との接続にヒンジがついていないので、装着感がしっくりこず。 またゴーグル部分重量で前に下がってきて、頬骨がつらいです。

15分ほど遊ぶとMirage Soloを外したくなります。

これは鼻ぺちゃ頬骨高い族ゆえでしょうか。

それにストラップ後頭部が大きく頭まである背もたれの椅子などにもたれ掛かり、リラックスして視聴する場合など邪魔になります。

ゴーグルのクッションが密閉されるので通気性も悪く、レンズが曇りやすいところも難点ですね。クッションは取り外しもできないので丸洗い出来ず、衛生的にも微妙です。(この季節汗臭くなりますが、個人使用するものでVRゴーグルマスクはしたくない)

2、コンテンツがない

「Mirage Solo」が6DofでVR空間を自由に歩き回れるといっても、それを遊べるコンテンツがなければ宝の持ち腐れです。

ハードが売れるにはキラーコンテンツといわれるソフトウェアが必須です。

もちろん6Dofを体験できるアプリはありますけど、5分~10分ほどで終わってしまうコンテンツだけでは購入を勧めにくいです。

「Mirage Solo」はGoogleのDaydreamをプラットフォームにしているのですが、

まだDaydream専用アプリが少ない状況です。 日本語対応していないアプリも多く、どんなアプリかわからない状態で有料アプリをDL購入するのも難しいですよね? 体験版もなかなかないのも残念です。

ちなみに「Mirage solo」でおすすめのコンテンツは 「Rez Infinite」 体験版有


Rez Infinite

浮遊感、リズムと効果が合わさりとても没入感が高いゲーム。


Twilight Pioneers

6Dof対応したアクションゲーム。 まだベータ版といった感じです。

3、値段が高い

Mirage solo本体はAmazonだと約50,000円、公式サイトですと55,296円になります。(6/11現在) スタンドアロンVRヘッドセットで6Dof機能搭載しており、スペック的にも決して高くはないのですが、やはり気軽に購入できる金額ではないと思います。

oculus

ぼくもすでに箱の中にしまわれている状態なので、一般の方が購入してもちょっと遊んでみて使わなくなることが予想されます。

また値段の割にコントローラーの形状がいまいちで、長時間プレイには適してないです。

Lenovo Mirage solo は現状では、コンテンツ開発などしていなければ時期尚早な買い物になると思います。

 
 
 

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